第68回(令和5年度)広島県社会福祉夏季大学のご案内(広島県社会福祉協議会)
広島県社会福祉協議会より、次のとおり案内がありましたので、お知らせします。
毎年恒例のみだしの講座を別紙チラシのとおり開催します。
本年度のテーマは「ケアする、ケアされるの関係を超えて~ともに生きる社会を考える~」です。
本講座のプログラムとして、3つの講義を予定しています。
☆講義1
「地域共生社会を考える、孤立・孤独を防ぐために地域でできること」
講師:同志社大学 社会学部 教授 永田 祐
永田講師は、気づいた課題に蓋をせず、お互いが「のりしろ」を出し合うことで、困っている人を真ん中においた「包括的な支援体制」をつくりたいという思いで、研究を行っています。孤立・孤独について、住民、地域、専門職が力を合わせて行う地域づくりに関心のある人は、ぜひ、本講座をご受講ください。
☆講義2
「地域で育てる社会的養育 ~重なり合う、つながり続ける厚みのある支援に向けて~」
講師:全国児童家庭支援センター協議会 会長 橋本 達昌
橋本講師は、社会的養護の地域支援拠点として、「児童養護施設」「児童家庭支援センター」「子育て支援センター」が、それぞれの特徴を活かしながら、切れ目のないワンストップ型の支援を行っている「一陽」の統括所長も務められています。多様な支援者らが相互に信頼し合い、連動し合うことによる、重なりや厚みのある支援や地域の養育力に関心のある人は、ぜひ、本講座をご受講ください。
☆講義3「生き心地の良い町 ~つながりつつも縛らないという選択~」
講師:統計数理講師研究所 医療健康データ科学研究センター 特任准教授 岡 檀
岡講師は、コミュニティの特性が住民の心身の健康に影響を与える要因について、研究を行っています。特別な自殺予防対策に取り組んでいないにもかかわらず、最も自殺の少ない町の調査から気づいた、いかにして自殺を減らすかと悩む代わりに、どうすれば心地よい関係を保ちながら、共存できる考え方に関心のある人は、ぜひ、本講座をご受講ください。
1.開催期間
令和5年10月30日(月)13:00~12月27日(水)17:00
2.開催方法
オンラインによる開催(動画配信)
※上記期間中であれば、いつでも配信動画を複数回視聴可能です。
3.申込期限 令和5年10月19日(木)
※申込期限までに、申込、入金いただいた場合、10月30日(月)から視聴できます。最終の申込
受付は、12月11日(月)です。入金確認後、1週間程度で、 視聴用URL及びテキストをお送りし
ます。
4.申込から受講までの主な流れ
(1)受講申込方法は、通常の社会福祉従事者研修の申込み(研修管理システムでの申込フォーム)と異なります。
社会福祉研修センターHPの「夏季大学」ページにある専用申込フォームから申し込んでください。
【社会福祉研修センターHP「夏季大学」ページ】
(2)受講決定通知及び請求書、受講票の発送は行いません。申込期限までに申込及び受講料(団体の場合は人数分を一括)を振り込んだ時点で受講決定となります。
(3)配信開始日の1週間前(10/23頃)にテキスト(冊子)を発送し、3業務日前(10/25頃)に受講用URL及びパスワードを、申込書に記載のメールアドレス宛に送信します。